『選ばれし黒衣の救世主』












「まさかここまでとは……」

観客が上げる歓声の中、その身に闇を宿す者は複雑な声音で呟いた。
闇が向ける視線の先には、全身黒ずくめの黒衣の青年が立っている。そして、その目の前には巨大なゴーレムが倒れていた。
正規の手段ではない方法で、この世界へとやって来た存在。
この世界に来た方法が不明なため、余計な脅威にならないよう今のうちから排除するつもりで、ゴーレムを暴走させたのだが、彼はそれをいともたやすく屠ってみせた。
それも召喚器をなしにして、ゴーレムをたったの一撃で滅したのだ。
つまりは召喚器なしで、彼は救世主候補たちと同じ……もしくはそれ以上の攻撃力を有しているということになるのである。
これは召喚器なしでは、傭兵科等、他の科の者たちに劣る救世主クラスの者たちよりも脅威であると同時に、頼もしい味方となる可能性もある。

「高町恭也……」

闇は青年の名を呟いた。

「あなたは赤に属するか、それとも白に属するか……」

闇はもう一度恭也を見た後、薄く笑った。






 第一章 寮生活開始







 恭也は試験終了後、学園長室へと連れてこられていた。
今、この部屋にいるのは四名。
恭也と学園長であるミュリエル、先ほど召喚の塔にいた教師ダリア、そして今し方紹介された、同じく教師であるダウニーである。

「試験の結果ですが」

ミュリエルは重々しく口を開く。

「召喚器は手に入りませんでしたが」

彼女が何かを言う前に、恭也は試験の結果を答えた。
あの試験は戦闘技能を見るだけの試験ではない、召喚器を手に入れる試験でもあったのだ。
 それを考えれば試験に落ちた、と言っても間違いはないであろう結果だった。

「ええ、確かにその通りです」

ミュリエルは軽く頷く。

「ですがあなたの、その戦闘能力は救世主候補でなくとも非常に頼りになる戦力だと思います」

ミュリエルの言葉に、ダリアとダウニーも頷く。

「どう解釈すればいいんでしょうか?」
「召喚器を手にすることはできませんでしたが、合格ということです」
「この学園に入学、ということですか?」
「そうです」

恭也としてはそれに否はない。
別に救世主候補になりたいわけではないし、それとともに救世主になりたいわけでもない。
ただ、元の世界の大切な人たちを守るために破滅と戦えるのならば、その立場がどうであろうと構わなかった。

「わかりました」

恭也はミュリエルの目を見て頷いて返した。

「ではクラスですが……」

そこで彼女は言葉を濁した。
それを見てダウニーが口を開いた。

「正直、傭兵科の生徒たちの能力を大きく超えています。それらのクラスに入ったとしても、座学はともかく、戦闘に関しては何も教えることはできないのではないでしょうか?」

それにダリアも続く。

「そうねぇ、召喚器を持っていないって言うのが問題かもしれませんが、能力は救世主候補レベルですし、傭兵科よりも実戦的な実技の授業の密度が高くて、生徒の平均レベルが高い救世主クラスに編入させるのが妥当だと思いますけど」

二人の言葉を聞いてミュリエルは頷く。

「そう思いますか」
「まあ、あれを見せられては」

恭也は先ほどの戦闘で、あれほどのアクシデントがあったのに、まったくの無傷で勝利した。
それも、ゴーレムを一撃で倒した上、その直前の動きは彼女たちも、救世主候補たちも目で追うことができなかった。
テレポートを使ったのではないかという話まで出たが、恭也はそれを否定した。

「では、高町恭也さん、あなたには救世主クラスに入ってもらいます」
「はい」

こうして恭也は救世主クラスに入ることが決定された。




今、恭也は学友となる救世主クラスたちに学園の案内をしてもらっていた。
最初はダウニーかダリアの教師二人のどちらかが案内するはずだったのだが、学園長がこれから職員会議を開くと言い出したために、案内は彼らに任されることになったのだ。
一通りの自己紹介を終えて、案内が開始された。
校舎から始まり、先ほどの闘技場、召喚の塔を、そして今は中庭にいた。

「広い……な」

恭也はやや驚いている感じであった。

「これでもまだ半分も案内してませんよ」

ベリオが少しだけ苦笑する。

「これでも半分いってないのか……」

ここまででもかなり広さがあった。
恭也が通っていた風芽丘学園も、二つの学校があったためそれなりの広さを持っていたが、それよりも数段広いし、広大な広さをもつ大学よりもさらに大きい。

「確かに、私たちも初めてのときは少し驚きました」

未亜もやはり苦笑する。

「ふん。ここは破滅に対抗するために創られた学園なんだから、このぐらいは当たり前よ。
 もっとも、平和ボケしたあんたたちにはわからないかもしれないけど」

リリィの皮肉を聞いて、恭也は隣を歩く大河に小声で話しかける。

「俺は彼女に何かしただろうか?」
「気にするな、あいつはあれでデフォだ」

大河はやれやれとばかりに首を振る。
とりあえずリリィは二人よりも前にいて、そんな二人の会話は聞こえていなかった。もし聞こえていれば、また何かしら言われていただろう。
そして、さらに大河に聞くことがある。

「なら彼女は?」

そう言って恭也は視線だけをリコに向ける。
彼女は先ほどから恭也を見続けている。敵意などはないのだが、ずっと見られていると落ち着かないらしい。

「リコか? あれはわからない。悪い娘ではないんだけど、口数少ないしな。
そもそも、リコが案内について来ているのが不思議だ」

 リコはあまり人と関わろうとしない。だから今回、案内のメンバーには加わったことには、救世主クラス全員が驚いていたりする。
リリィの方は母親に言われたから仕方なくではないか、とのことである。
リコはやはり探るような視線を恭也に向けている。
どうにも重苦しい案内ではあったが、ベリオと未亜、それに大河は何とかその雰囲気をなくそうとしていた。まあ、途中大河とリリィの言い合いに発展したが。
案内の中で、恭也は鍛錬に使えそうな森を確認したりもしていた。
 図書館の方はあまり使用頻度は高くなさそうだっが、妹がいれば今頃読み始めているのではないかと思えるほどの本の数だった。
そして、礼拝堂案内になったとき、ベリオが恭也にこんな質問をした。

「恭也さん、あなたは大切な人と何の関係もない人が、あなたの前で同時に危機に陥っていたとして、その一方しか助けられない状況になったらどうしますか?」

それはリコとリリィは知らないが、大河がベリオに聞いたこと。
ベリオは答えの出せなかった質問、だが大河はその答えをすでに見つけていた。
この質問は全員が興味があったのか、みんな恭也の答えを待っていた。

「正直……そんな状況になってみないとどうなるかわからないが、ただの考えとしては、たぶん大切な人をとると思う」

恭也はあまり考えることなくそう言った。

「俺は全ての人を守れると思うほど強くない。だけど大切な人たちは守ると決めた人たちは守りきりたいと思う。
そもそも俺が剣を握っているのは、俺の大切な人たちを守るためだから、そして、その大切な人たちに危害を加えるならば、誰であろうと斬る。俺の剣はそのための力だ」

そう言ったあと少しだけ苦笑する。

「実際はそんな状況にならないように努力するとしか言えない。もしなったとしても、そのときは何とかその両方を助けたい。もちろん、仲間がいるなら俺だけの力じゃなくて、その仲間たちと協力して、な」

それが恭也の答えだ。
それを聞いて、未亜はなんとなく、この人は兄に似ていると思っていた。
性格は全くの正反対と言ってもいいが、その内にあるものが凄く似ていると思ったのだ。
少なくとも恭也の出した答えは、彼女たちに色々と考えさせるものがあったらしい。
大河としても、反論するような答えではなかったようである。




一通りの案内が終わる頃には、辺りは薄暗くなっていた。
そして、最後に案内されたのは寮だった。

「そういえば恭也の部屋はどうするんだ? 確か他の棟は満杯じゃなかったか?」

大河の言葉に全員が今思い出したとも言いたげな顔になる。
話によると、大河は今は屋根裏部屋を使っているらしい。そして、救世主の棟は実質女子しかいないため、男子は関係者以外入れないとのことだった。

「女性しかいないのか」

恭也が小声でそういうと、大河以外が身構えた。まさか大河と同じなのか、と。

「なら俺がいるわけにはいかないな」

だが、恭也の口から出てきたのは全員が考えていたこととは正反対の言葉だった。

「俺のような無骨な男がいたら、他の者も怖がるだろうしな」

恭也がそう言うと未亜が目を丸くする。

「えと、無骨って……本気で言ってます?」
「ん? ああ。どうも俺は女性には怖がられるらしくてな。いつも、顔を赤くされる。それも笑うととくに、たまにそんなにひどい顔してるのかと思うのだが」

彼がそういうと全員が沈黙する。

「こ、この人って」

ベリオは信じられないとでも言いたげだった。まあ、いつも大河のような男を見ているからそういうふうになったとも言えるが。

「別に俺は野宿でもかまわないが?」
「さ、さすがにそういうわけには。風邪ひいちゃいますよ」

未亜は少し慌てたように言うと、恭也は少しだけ微笑む。

「ありがとう。やさしいんだな」

なぜか未亜は顔を赤くする。

「む、やっぱり怖いか?」
「い、いえ! 全然、そういうわけじゃないです!」

慌てたように言ってくるので、とりあえず納得する。

「まあ、本当に野宿でも俺は問題ない。慣れているし」
「で、でも、それでは」

ベリオもさすがに屋根もないようなところで寝かせるのは心苦しいらしい。
 そこでリリィが口を開く。

「だったらこのバカと同じ部屋にでもすればいいじゃない」

そう言って大河を指さす。

「ちょ、ちょっと待て! ただでさえ部屋が狭いんだぞ! どうやって二人で生活しろって言うんだ!」

確かに、大河の部屋は狭い。ベッドだけで半分以上のスペースがとられているのだから。
つまるところ話がまとまらない。
恭也本人は野宿でいいと主張し、未亜はそれではかわいそうと言い。ベリオは野宿はちょっとと言いつつも寮に住まわせるには抵抗がある。リリィは大河と住めと言う。だが大河は自分の部屋は狭いと主張する。
そこで、先ほどから黙ったままだったリコが口を開いた。

「屋根裏部屋……もう一部屋あったのでは?」
「あ」

そう、屋根裏部屋はもう一つある。
大河の部屋は右側部分の端で、左側部分にももう一つあるのだ。

「じゃあ、そこを使えばいいんじゃないか?」

大河が言う。
 だが、当人の恭也が首を振る。

「屋根裏部屋であっても問題があるだろう。女子しかいないのだから」
「大丈夫ですよ。お兄ちゃんだってそこに住んでるんですから」
「それに、大河くんと違って恭也さんは信用できますから」
「ちょっと待て! それはどういう意味だ!?」

大河の場合は最初、屋根裏部屋に住むのすらかなり渋られた。

「言葉通りでしょ?」

と、リリィが皮肉げに顔を歪めて言う。
そして、またも大河とリリィの言い合いが始まる。

「ふむ。ではお言葉に甘えさせてもらおう」

恭也はそんな二人を無視して頷く。
こうして恭也の住む場所が決まった。




大河の部屋とは正反対の位置にある屋根裏部屋。
先ほどまで、そこで大掃除が行われていた。
その手伝いに、他の級友たちから無理矢理大河が派遣され、その大河が自分だけでは納得がいかんということで、大河の親友にして悪友、傭兵科のセルビウム・ボルト……通称セルが駆り出された。
掃除の間に恭也とセルは自己紹介をすませていた。

「セル、ちょっと来い」

いきなり大河がセルを引っ張り、部屋のすみに移動する。
何か話でもあるのかと、恭也はそれには参加せず床に座りじっとしている。

「なんだよ、大河」
「お前、なんかさっきから恭也をおだててばかりじゃないか?」

そう、大河の言うとおり、なぜかセルは恭也を紹介されてから、異常とも言えるほど恭也を持ち上げていた。
端から見ていた大河には恭也に気に入られようとしているのがよくわかった。
とはいえ、セルは大河が認めるほどの女好き、男色……つまり恭也に惚れたというのはありえない。ならば他に理由があるはず、と考えたのだ。

「当たり前だろう、恭也と仲良くしていたら、お前といる以上の役得が必ずある」
「どういうことだ?」
「どういうこともなにも、恭也は救世主候補クラスに入った男だぞ?」
「それは俺も同じだろう」

実際、大河が入ったときも、初の男性救世主候補としてかなり騒ぎになった。

「おまえと恭也とじゃあ人気に相当の差がある」
「なに!?」

初の男性救世主候補。英雄願望とでも言うべきか、その存在……大河に多くの女子が胸をときめかせた。
 だが、その後の大河の行動……覗きやらなにやらによって、そのイメージは崩れ、当時の人気は見る影もなくなっていた。(それでも、まだそれなりにファンを有しているのだが、大河本人はそれを知らない)
そこに来て、恭也が現れたのだ。

「それに恭也は召喚器を持ってないからな」
「それが何か関係あるのか?」
「召喚器を持っていない、それってつまり俺たちと同じってことだぜ? それなのに、簡単にゴーレムを倒すし、召喚器なしで救世主クラスに入るし。
ある意味お前たちより俺たちに近くて、それでいて救世主候補並の力を持ってる。これなら人気も出るさ」
「召喚器あるなしで、そんなに違うもんか?」
「前にも言ったろ? 違うんだよ、この世界だと」

さらに言えば、恭也のその整った顔立ちと、大河と違ってクールに見える雰囲気が人気に拍車をかけていた。

「つまり?」
「恭也と一緒にいれば女の子が寄ってくる」
「…………」
「…………」

大河とセルはお互い見つめあう。
そして、大河が重々しく口を開く。

「俺たちは恭也の心の友だ」
「ああ、そうとも」
「ここはもっとお近づきになるべきだと思わんか?」
「ああ。そして、親友の杯をかわし、その親密度合いを深めるべきだ」
「そうだ。そして真の親友に……いや、むしろ心の友と書いて心友と呼べる間柄になるべきだろう」

そして、やはりお互い重々しく頷きあう。
二人は親友……いや心友と呼ぶために恭也へと近づく。

「恭也」

大河が先に話かける。

「ん? なんだ?」

何やら瞑想していた恭也は目を開けて二人を見る。

「セル!」
「おうよ!」

以心伝心、セルは大河に呼ばれた時点で、彼が何を求めていたのか理解できていた。
そして、セルは懐から何かを取り出す。

「どうぞお納めください」
「なんだこれは?」

セルが差し出してきたのは、拳大ほどの石だった。
大河がその説明を開始する。

「幻影石っていうマジックアイテム。その場の風景や音なんか保存できるんだ。
 まあ、俺たちの世界で言うカメラやビデオみたいなもんでげすよ、旦那」

「大河、口調がおかしいぞ」

恭也か突っ込むが二人は聞いている様子はない。

「ぐふふ。そして、この中には……セル、なにが入ってる?」
「マジシャンクラスの女の子たちの生着替え! さらには、僧侶クラスの綺麗所、美女たちの盗撮入浴シーン、それもくんずほぐれつなドキドキものだあ!」
「おお!」
「どうだこの品揃え!」
「むしろ俺がほしいぐらいだ!」

何か、深夜の通販番組の司会的ノリである大河とセル。
 そんな二人を見て、恭也は頭を少し抱えてため息をつく。

「大河、セル」
「なんだ? 嬉しいか?」
「二人とも床に正座しろ」
「「は?」」
「いいから座れ」
「「は、はい」」

何とも言えない雰囲気の恭也を見て、二人は素直に床に正座する。
逆に恭也は立ち上がって二人を見下ろす。
そして、始まる説教。
男が女を見る目から始まり、女の身体は不可侵なもので盗撮など以ての外であると説き、さらには男のありようにまで及ぶ。
その説教は二人が衰弱し、日付がかわる直前まで続けられた。
とりあえず、二人の恭也と親しくなるという目論見は、ある意味では達成されていた。




「眠れんな」

恭也はベッドに横になったまま目を開けた。
大河たちへの説教が終わり、解散して睡眠をとることになったのだが、どうにも眠れない。
普段、恭也は畳の部屋、そして布団の上で寝ている。そのため、どうにもベッドだと安心できない。むしろ、野宿のほうが寝やすかったかもしれない。
それに、やはりここが別の世界であるということで、僅かではあるが緊張させているのかもしれない。
もう一つ理由を上げれば、今日は深夜の鍛錬をしていないため、疲れがそれほど溜まっていないということもある。まあ、石の巨人なんていうのと戦いはしたが。
つまるところ大学の講義中でも眠る恭也ではあるが、色々な要素があって眠れないわけである。
気分転換のため、起きあがりベッドに座る。
そして、窓に顔を向けて、そこから見える夜空に視線を向ける。

「異世界でも星はあるんだな」

そんなことを言って内心で苦笑する。
こんなふうに夜空を見るのは何年ぶりになるか、それも異世界の夜空だ。

「なんか感慨深げねぇ」

いきなりそんな声が聞こえた。

「誰だ!?」

気配はなかった。
それなのに聞き覚えがある声が聞こえてきた。
恭也の質問に答えるように、窓の部分に一冊の本がいきなり現れた。
それはこの世界に来る前に見た紅い本だった。
 本は大きく輝く。
 その輝きに恭也は目を瞑ってしまう。
すぐに光が消えたのがわかると、ゆっくりと目を開けた。

「三度目の出会いだけど、一応……初めまして、マスター」

そこには、窓辺に座る長く紅い髪をした少女が微笑んでいた。








 あとがき

 というわけで第一章終了。
エリス「じゃあとっとと次にいきなよ。へんなところで引っ張るんじゃない」
い、いや、一応、あと二、三話分ぐらいできてたりして。
エリス「……なんで出さないの」
えっとですね、この話、デュエルセイヴァー ジャスティスがでる少し前には書いていて、それからちくちくと書いてたんで。まあ、そのころは自分が楽しむために書いてたんだけど。
エリス「じゃあ結構書いてあるんじゃない」
いや、そうなんだけど、投稿するには無駄な部分が多すぎて。
エリス「あんたずるずると話を長引かせるからねぇ」
実はこの二話だけでもかなり削ってる。
エリス「人物の書き分けも下手だし……あ、全部下手か」
ぐはっ。ひ、否定はしないが。デュエルはこれで初めて書いたんだけど、大河がいる分ほかのキャラと恭也をからめるのが難しい。さらに言うと、リリィがとくに絡めにくい。なんか皮肉屋になってるし。
エリス「それに、ある作品の逆行モノに手を出そうとしてるでしょ?」
い、いや、あれはただのお遊びで。
エリス「だったら遊んでないで、さっさといらない部分削って、修正して投稿しなさい!早くしないと滅却するよ!」
はい! (こいつ絶対性格変わってる)
エリス「なんか言った!?」
な、なにも!
エリス「まあいいや、ではみなさん、また次の話で」
次もがんばります。



恭也の前に現れたのは、例の少女。
美姫 「彼女の正体が語られるの!?」
いやはや、かなり良い所で次回へ。
美姫 「次回が気になる〜」
非常に楽しみです!
美姫 「次回も楽しみに待っていますね」
待っています〜。



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