……今から一万年前、地球は、全部で53種の不死生命……アンデットに支配されていた

彼らは、この地球の覇権を賭けて

また、種としての存続を賭けて、バトルロイルを行った

この戦いに勝利したアンデット……人類の祖たるヒューマンアンデット

彼は、自分以外の52種のアンデットをラウズカードと呼ばれるカードに封印する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、戦いはそれだけでは終わらなかった……

人類はその後、13種の部族に分かれ、やはりその覇権を戦い始めたのである……

熾烈なる戦いは一族から代表の戦士を立て

最後に生き残った者の部族が支配権を握ることとなった

 

 

 

 

 

そして、現在……

一万年前のバトルロイアルは再び開かれ

また同時に、13種の部族もまた戦いを始めようとしていた……

 

 

 

 

 

世界の鍵を握る者達……Keyの民

「あらあら、また戦いが始まるのですね。

うふふ、では、最高傑作をお持ちしないと」

 

奇跡を体現させる魔法の邪夢……水瀬秋子

 

 

巨大なる命の牙を操る者達……ivoryの民

「正直、地球の覇権になど興味はない。

だが、俺の知り合いに手を出したことに関しては、後悔させてやる」

 

両手に持つは全てを打ち砕く鋼……高町恭也

 

 

 

大地の脈動を知る者達……Leafの民

「ははっ……これじゃある意味、俺がいちばんバケモノじゃないか」

『…い、いもうと…たちのこと…たのみ…ます…』

「……無理だよ、千鶴さん」

 

来訪者の血を引きし者……柏木耕一

 

 

 

数々の銘酒を統べる者達……Xuseの民

「どんな敵が来ても……ん……必ず、倒す。

『存在』よ、力を貸して」

 

その心の存在意義……アセリア・ブルースピリット

 

 

 

不思議の国の住人達……ALICEの民

「俺様は、王様になる。そして総てを手に入れる。

あーんな事や、こーんな事がやり放題の絶対権力者になるのだ!」

 

勝つためには手段を選ばぬ暴君……鬼畜王ランス

 

 

 

世界を回る曲芸師達……CIRCUSの民

「ボクの焼きもろこしは無敵だよッ。

それにね……あなたからは、死の匂いがするから」

 

無垢なる笑顔と絶大な力……名無しの少女

 

 

 

月に蠢く異能者達……MOONの民

「……さて、わたしのためにも、遠野くんのためにも、

ちゃっちゃと終わらせちゃいましょう」

 

異端を狩る十字架……シエル

 

 

 

偉大なる男の意思を継ぐ者達……Nitroの民

「あ〜、とりあえずさっさと家に帰ってあったまりたいし、

いっちょやるか」

「……とはいうが、汝の部屋にはストーブひとつないではないか」

 

正しき怒りを胸に……大十字九郎

 

 

 

忌まわしき過去を払拭する者達……KIDの民

「……もしかして、一般人って俺だけじゃねぇか?」

「頑張ってね、智ちゃん!」

 

悲しき過去を乗り越えて……三上智也

 

 

 

闇に蠢くその者達……キャラの民

「主殿のためなら例え火の中、水の中!

……でござるよ。頑張るでござる!」

 

「萌」……それ以外に亡き言葉……冥獣ウォルフハーゲン

 

 

 

神にも勝る戦いの民……Tacticsの民

「こんなところでこの力が役に立つなんてね……

ホント、人生ってわからないわ」

 

不可視の力を操る者……天沢郁美

 

 

 

銃火飛び散る世界にいる者達……古代種

「―――って、これって俺も参加するわけッ!?」

「みたいだな」

「なんで俺が……仕方ない、だが、やるからには本気でやらせてもらう」

 

神が与えし灰色の力……叶和人

 

 

 

人とは違うその異形……オルフェノク

「俺の理想……人間と、オルフェノクの共存……

やめろッ、俺の仲間を傷つけるなぁっ!」

 

心優しき一角獣(バーサーカー)……木場勇治

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集ってしまった13人……

そして、熾烈なる戦いが始まる…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「くっ…なんて射撃だ。使用拳銃は……9mm口径、ベレッタM92FS……エリスと同じ拳銃か」

和人「間合いは信一以下だが、やつには暗器がある。御神流、厄介な相手だな」

恭也「……いつまでも防戦一方じゃいつかやられる。こっちから仕掛けるしかない」

和人「残弾も心もとなくなってきたな。一気に接近戦で、倒す!」

 

 

 

耕一「グアアアァァァァァァッ!」

シエル「鬼の力ですか……たしかに、パワーだけならあのあーぱーすら上回っているようですね……しかし」

耕一「ギギ……ゴ……ロス……」

シエル「何が原因で暴走しているのかは分かりませんが、明確な意思がない分、秋葉さんよりも危険な存在ですね」

 

 

 

名無し「じゃむ? 焼きもろこしにも合うかな?」

秋子「はい。焼きもろこしにも合う、甘くないのもありますよ」

名無し「甘くないジャム? それってどんなの?」

秋子「うふふ、それはですね……」

 

 

 

ホースオルフェノク「君も、普通の人間とは違うのか……」

郁美「人間が、灰に……? あなたは一体……!」

勇治「やめよう。今は戦いたくない」

郁美「怪物が、人間に!?」

 

 

 

ランス「ハーッハッハッハッハ! お前、俺の女にならねぇか!?」

アセリア「マナが重くなってきている……」

ランス「そんなことはどうでもいい! お前、スピリットなんだろ? スピリットは人間様の言う事を聞かないとなッ」

アセリア「くっ……『存在』よ、力を貸して。てやぁあああああ!!」

 

 

 

うーりん「いざ、尋常に勝負!」

智也「なんか、双海みたいなやつだな。っていうか、ブルマ?」

うーりん「主殿から頂きたもうた戦斗服をバカにするでござるか!?」

智也「せ、戦斗服なのか!?」

 

 

 

九郎「さぁ、どっからでもかかってきやがれ!」

一同「勝てるかぁっ!!!」

アル「これだけ人外が揃っておるのにか?」

九郎「ん〜〜〜残念」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命の出会い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名無し「お待たせしました! ボクの名前は山田花子だよ」

和人「…………本当?」

名無し「え、えっと、ジャピール・イワノビッチ・ヴァリコフかも」

和人「誰それ!?」

 

 

 

アセリア「……助けは必要か?」

智也「出来れば助けてほしいなぁ、とは期待している」

アセリア「……ん……判った」

智也「即決かよ!?」

 

 

 

ランス「……………………」

九郎「……………………」

耕一「……………………」

3人(濃い面子が揃っちまったなぁ……)

 

 

 

うーりん「武士道とはしぬことに見つけたりッ」

郁美「早まっちゃ駄目だって〜〜〜」

うーりん「ええいっ! 止めないでほしいでござる」

郁美「止めるわよッ、そりゃ!」

 

 

 

秋子「教会の方が今更なんの用です?」

シエル「マスター・オブ・ジャム、水瀬秋子……上からはあなたを発見次第、射殺せよと言われています」

秋子「あら、そうなんですか……まぁ、その話はカレーでも食べながらゆっくりと」

シエル「……お主悪よのぅ」

 

 

 

勇治「大丈夫かい?」

恭也「ええ、なんとか……」

勇治「とりあえず車のところまで運ぶよ」

恭也「お願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悲しき宿命

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホースオルフェノク「やめろッ、キミとは戦いたくない!」

耕一「グオオオォォォォォォッ!!」

 

 

 

アセリア「紡がれる言葉……そして、マナの振動すら凍結させよ、アイスバニッシャーッ!」

秋子「あらあら、第七位の神剣が、わたしの第三位『奇跡』に勝てるとでも……?」

 

 

 

シエル「古代種…………あなた達もまた、異端の存在」

和人「魔女狩りでも行う気か? エクスキューター」

 

 

 

うーりん「おぬし、侍でござるな?」

恭也「いや、侍というわけではないのだが……」

 

 

 

ランス「ハーッハッハッハッハッ、跪け、愚民達よ」

郁美「誰が愚民か〜〜〜!」

 

 

 

九郎「デモンベインが……パワー負けしている!?」

名無し「言ったでしょ、ボクの焼きもろこしは無敵だって!」

智也「お、お嬢、俺まで巻き込むなー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれの思い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋子「さぁ、今日はどんな味のを作りましょうか」

 

 

 

恭也「……む、そういえば最近盆栽の世話をしていないな」

 

 

 

耕一「また、来ちゃったよ、千鶴さん」

 

 

 

アセリア「わたしは……なんのために戦っているのだろう?」

 

 

 

ランス「シィル、茶ぁ、持ってこい」

 

 

 

シエル「うう…三咲町より、物価が高い……」

 

 

 

名無し「うう〜お腹空いた〜。どっかに焼きたての焼きもろこしが落ちてないかなぁ」

 

 

 

智也「彩花……正直、逃げ出したい気分だよ」

 

 

 

うーりん「おおおおおっ! こ、これは、松○健主演時代の暴れ○坊将軍DVD全巻! こんなところで売っていとたは……」

 

 

 

アル「退屈じゃ退屈じゃ退屈じゃ~~~~!」

九郎「ああ〜〜〜! もう、うるせぇ!!」

 

 

 

郁美「う…お金もないし……今夜はどこで寝ようかしら」

 

 

 

和人「あ、おじさん、これ、おかわりね」

 

 

 

勇治「俺の夢は人間とオルフェノクが共存する社会を作ることなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激化する戦い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋子「悪く思わないで下さいね」

和人「不覚……」

秋子「いくら古代種でも、ねっとりと絡みつく邪夢は引き剥がせなかったみたいですね」

和人「体内から壊していくなど……反則だ」

 

 

 

ランス「ば、バカな……」

オーガ「いくらきみでも、本物の帝王の力には勝てなかったみたいだね」

ランス「て、テメぇは……木場ぁッ」

勇治「帝王のベルト……恐ろしい力だ。でも、これなら……」

 

 

 

耕一「グオアァァァァァァッ!!」

シエル「たとえこの場で命を落としたとしても、あなただけは……!」

耕一(これで……やっと……)

シエル「いきますよ、セブン!」

 

 

 

郁美「もう、本当にバカなんだから……」

智也「なんでだよ……なんでこんな……」

郁美「ほら、男の子でしょ? 泣かないで……」

名無し「ボクに勝とうなんて思わなければよかったのにねッ」

 

 

 

アセリア「わたしの身体はどうなってもいい!『存在』よ……力を貸して」

恭也「『八景』……お前とこの大地の土に還れるなら、本望だ」

アセリア「ヘブンズウォード!」

恭也「小太刀二刀・御神流、奥義之六……!」

 

 

 

九郎「う、嘘だろ……」

うーりん「巨大ロボットとの戦いは慣れているでござる」

九郎「アル、返事をしろ!」

アル「…………」

うーりん「さ、残念だけれど、死んでもらうでござるよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦いの果て……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホースオルフェノク・激情態「死ネェェェェェェ!!!」

恭也「木場さん! 目を覚ましてください!」

シエル「まさか、進化したオルフェノクの力がこれほどとは……予想外でした」

 

 

 

名無し「う、そ……そんな……こんなところで……」

秋子「少しだけ……お遊びが過ぎましたね」

うーりん「う…ああ……」

秋子「さ、次はあなたの番ですよ」

 

 

 

智也「なんで…なんで戦わなきゃならねぇんだよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決戦の地……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋子「この伝説の木の下で最後まで生き残った者が、全能なる14(フォーティーン)の力を得られるのです。ですが、14(フォーティーン)の力は人間が制御するには強すぎます」

シエル「だからですか。あなたが常に邪夢を作り、邪夢を常用していたのは……。毒をもって毒を制す。いい考えだと思います。ですが、本当に邪夢で14(フォーティーン)の力が抑えられるとでも」

秋子「ええ、思ってますよ」

シエル「あなたに、14(フォーティーン)の力を渡すわけにはいきません!」

 

 

 

ホースオルフェノク「もう人間なんか信じない! 人間など、オルフェノクに滅ぼされてしまえばいい!」

智也「木場さん! あんたそんな小さい器の人だったのかよッ!?」

ホースオルフェノク・激情態「うるさい! 俺の邪魔をするなぁぁぁぁぁぁッ!!!」

智也「邪魔するさ! 目一杯邪魔してやるよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伝説の木の下……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋子「やっぱり、生き残ったのはあなたですか……」

智也「……決着を、着けましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14(フォーティーン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

智也「これが……14(フォーティーン)…………!」

タハ乱暴「……………………ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一同「貴様かぁッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新番組

 

 

 

 

 

仮面ラ○ダー剣

 

 

 

 

 

Battle of fourteen

 

 

 

 

 

2005年

 

 

 

 

 

13月13日

 

 

 

 

 

放映スタート

 

 

 

 

 

ゴメン、全部、嘘!

       

  


元ネタ

 

世界観:仮面ライダー(ブレイド)

 

水瀬秋子:Kanon

高町恭也:とらいあんぐるハート3

柏木耕一:痕

アセリア・ブルースピリット:永遠のアセリア

ランス:鬼畜王ランス

名無しの少女:水夏

シエル:月姫

大十字九郎:機神咆哮デモンベイン

三上智也:Memories off

冥獣ウォルフハーゲン:レベルジャスティス

天沢郁美:MOON

叶和人:古代種

木場勇治:仮面ライダー555

 

 

 

 


〜作者の一言〜

 

別案で仮面ライダー(セイバー)ってのがありました




あははは〜。いやー、楽しんだ。
美姫 「で、元ネタ幾つ分かった?」
仮面ライダー以外、全部かな。
美姫 「ふーん」
しかし、最後のオチが良いな。
美姫 「確かにね。最後の最後に出てくる何て」
タハ乱暴さん、美味しい所取りだな。
シリーズ化を考えているそうだから、次回も楽しみだね。
美姫 「果たして、無事にシリーズ化されるのか」
期待を胸に抱きつつ、また次回〜。
美姫 「それじゃ〜ね〜」



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