このお話は、本当に番外編であり、選ばれし黒衣の救世主と、高町恭也改め〜略〜高町恭也(小)育成計画の本編とは何の関係もありません。
もう設定的に無茶がありまくりの話です。







全てを越えた出会い








「でりぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

少年……救世主候補の中でただ一人、男の召喚器使いであり、初の男性救世主候補となった当真大河は、雄叫びを上げながら、その手の中にある剣、召喚器・トレイターを、全身を緑色の鱗で覆った蜥蜴男、リザードマンに向けて振り下ろす。
だがその剣は、その固い鱗によっていとも容易く弾かれた。

「クソッ!?」
「大河! 気をつけろ!」

大河の後ろから幼い少女の声が響き、それに反応するかのように、大河の周りにいた魔者たちが一斉に爪や、その手に持つ武器で大河へと襲いかかる。
それをトレイターで何とか防ぐ大河。
この世界、大河……たちの故郷である地球。この世界ではマナの密度が低く、召喚器の性能が失われる。
つまり、今の大河は救世主候補ではなく、ただの学生にすぎなかった。

だが何とかその高い運動神経で、魔物たちの攻撃が防いでいくが、それでも限界は早々ときた。
魔物の鋭い爪が、大河の腹を抉ったのだ。

「ぐあっ!」
「大河!」

それを見守ることしかできない少女、アヴァターの王女であるクレシーダ・バーフリート……クレアは、もう一度大河の名を叫ぶ。

「ちくしょう! あいつなら、召喚器なんかなくても、こんなやつら斬っちまうのに!」

大河は抉られた腹を押さえ、徐々に大河とクレアに迫ってくる魔物たちを睨みながら、片膝をついて自分自身に悪態をついた。

「大河、大丈夫か!?」
「まだ何とかな。くそっ、あいつならこんな状況でもなんとかしちまうんだろうけど」
「今この場にあやつはいないのだ。そんなことを言っても始まらぬだろう」
「そうだけどな」

そんな会話をしているうちにも、魔物たちはジリジリと二人へと近づき、そしてそのうち一体が、ついに二人に向けてその鋭い爪を振り下ろした。

「くっ!」

大河はまるでクレアを守るように、彼女に覆い被さったが、衝撃も、痛みも訪れなかった。

「大河……」

その身体の下にいたクレアは、大河の身体の下から見える光景を見て、呆然と彼を呼んだ。
大河はそれでまだ自分が生きているとわかり、なぜ生きているのだという疑問と共に背後へと振り返る。
そこには黒衣を纏った男の大きな背があった。

その両の手に握られているのは二本の刀。
その刀が、小太刀と呼ばれるものであると、大河とクレアは良く知っていた。なぜなら二人が何より信頼する人物が持つ武器と同じであるから。

「やってから聞くことではないが、こいつらは斬ってしまってよかったのか?」

黒衣の青年……いや、少年はその黒の目だけを大河たちへと向け、そう聞いた。
その目の前には、腹を絶ち斬られ、学校の屋上に沈んだ巨大な人型をした蝙蝠のような魔物。

「え、な……」

大河とクレアは驚きでどう返事をしていいかわからず、口を開けたり、閉じたりを繰り返す。
なぜなら、その目の前にいる男はここにいるはずのない人だから。さらに言えば、その姿は二人が知るよりも幾分か若いように見える。

「兄さん、何なんだ、こいつらは?」

だがさらに聞こえてくる声。
黒衣の少年の隣には、さらにもう一人、幼い黒衣の少年がいたのだ。その幼い少年が両手に握るのもまた二本の小太刀。
しかも、その小太刀は大河たちが本当に良く知るものだった。

「俺に聞くな」

黒衣の男は、自分を兄と呼んだ少年に対して静かな声で答える。

大河たちは状況を飲み込めず、ただ二人を眺めた。
そんな二人に、

「もう一度聞くが、こいつらは斬ってしまっていいのか?」

黒衣の少年は、やはり場に似つかわしくない冷静な声で淡々と二人に聞いた。

「え、いや……」
「かまわぬ!」

まだ冷静さを取り戻せない大河に代わり、未だ彼の身体の下にいたクレアが叫ぶように答えた。

「そうか」

それに黒衣の少年は静かに頷き、隣にいた幼い少年の方を向く。

「恭也」
「ああ」

短い受け答え。
だがそんな短い受け答えに、大河とクレアはさらに困惑した。
黒衣の少年は今、幼い少年を何と呼んだ? 

「相手のことを気にしなくて良い、本当の意味での実戦だ。躊躇せずに斬れ。神速の使用も許可する」
「ああ!」

恭也と呼ばれた幼い少年は大きく頷き、その手に握る小太刀を構えた。
そして黒衣を纏う二人は、魔物たちに斬りかかっていった。




恭也と……そして、その師であり、兄である恭吾が、剣を閃かせる度に沈んでいく魔物たち。
恭吾には、さらに恭也の動きを見る程の余裕まであった。
その視線に、振り下ろした剣を固い鱗によって弾かれる恭也の姿を捉える。

「弾かれるとは、斬が甘いな。後で千回ほど素振りさせるか」

まあいい、と恭吾は目の前にいる魔物たちを斬り殺していく。

ここは武者修行の旅の途中で立ち寄った町にあった学校の屋上。
恭也と共に寝床を探していたのだが、ちょうどこの学校の前を通りがかった時、妙な気配をいくつも感じ、ここまで来たのだ。
そこには日常では見ることはない異形の化物たち。そしてさらにその後方には、幾何学的模様の円が宙に浮いている。
現実ではありえない光景だったが、そういうことに妙な耐性ができてしまっていた恭吾はあまり驚かなかった。
自分という存在自体、この世界では異端であるのだから、今更な話だったのだ。
さらに恭吾が驚いていないということで、恭也もいやに冷静だった。彼の未来もきっと波瀾万丈になることだろう。
そして化物たちに襲われていた少年と少女を助けたわけだが、そのままこのような乱戦に突入。
まあ、

「恭也の良い実戦経験になるな」

恭吾にとっては嬉しい結果である。

実際の所、この化物たちは戦いづらいとしか言い様がない。空を飛んでいるのも、一撃もらっただけで致命傷を越え、即死してしまいそうな破壊力をもつ攻撃も、人間よりも固い皮膚や鱗も、それに拍車をかけている。
が、どうにもならないことはない。
空を飛んでいようが殺気がだだ漏れで攻撃がわかりやすく、避けやすい。同じく一撃が大降りで避けやすい。
固い皮膚に関しても、うまく斬を通せば何とでもなる。ただ小太刀の方に負担をかけそうだ。
ならば剣で斬るのではなく全てを使って『破壊』すればいい。
徹を込めた掌底を全力で胸部に叩き込み、内部を破壊。片手で首を巻き込み、さらに捻りこんで首を折る。目や、関節部などの柔らかそうな場所を的確に突く。
そんな方法で恭吾は次々と化物たちを倒していく。それを見ていた恭也も、そういう方法もあると学び、同じく次々と化物たち倒していった。
相手は見たこともない化物だが、霊障と違い、剣が通じ、技術が通じる以上は、相手が何であろうと御神の剣は負けない。


目の前の光景を見て、大河とクレアはやはり呆然としていた。
突如現れた黒衣の剣士二人……恭也と恭吾は、次々と魔物を斬り殺していく。力を失ったトレイターでは傷つけることもではなかった魔物たちを、易々と。

「なんで、恭也が……」

その光景を見ながら、大河は呟いた。
目の前にいる二人。
そのうち一人、恭吾は大河とクレアが良く知る人物だった。いや、二人が知る彼よりも幾分か若いが間違いない。
だが、恭也と呼ばれたのは、幼い少年の方。
確かに、彼も恭也と瓜二つだ。成長すれば、きっとさらに似ることだろう。
何より、二人ともその手に小太刀を握り……そして、大河が良く知る剣技を扱っていた。

この世界は大河の世界。
アヴァターで起こった……起こされた事件によって、大河はクレアと共にこの世界に戻ってきてしまっていた。アヴァターに妹と仲間たちを残して。
この世界で、二人はしばらくの安息を手に入れた。だが、それは唐突に終わった。
今回の事件の首謀者が、この世界に現れたのだ。クレアの中にある知識を手に入れるために。その者は破滅と結託しており、魔物たちを残して、アヴァターへと戻っていった。
大河はその魔物を相手にしたが、だが召喚器の真の力を使えない世界で苦戦を強いられた。そこに現れたのがあの二人だ。

「どうなってんだよ、ホントに」
「私にわかるわけがなかろう」

そう答えながら、クレアは二人の様子を見ている。
幼い恭也はクレアと同じほどか、少し下ほどの年齢だろう。だが強い。魔物をものともしない。次々と魔物たち斬り倒していく。

「あれ、間違いなく恭也と同じ技だぜ。しかも、あっちの兄貴の方は恭也と同じか、もしかしたらそれ以上に強い」

恭也に戦い方を教わっていたからこそわかる。あの兄の方……とくに大河たちの良く知る恭也と似ている男は、大河が知る恭也よりも強いかもしれない。一つ一つの斬撃が、恭也の斬撃よりも鋭く見えるのだ。
というか、下手すると小さな恭也も、自分よりも強いかもしれないと、大河は僅かに頬を引きつらせた。

「大河、恭也と同じ名前の者が握る小太刀、あれは……」
「八景、だったか?」

クレアに言われて、幼い恭也の小太刀を見ると、それは柄が黒く、そして黒く焼きが入った刀身。それは大河たちが知る恭也が持つ小太刀。

「恭也は一刀だけだったが、あやつは二刀とも同じものだ」
「恭也と同じ名前で、同じ武器。恭也のやつ、未来から来たとでも言うのかよ?」
「それならば、恭也が我らのことを知らなければおかしいだろう。それに明らかに兄の方も恭也に似ている……所か、瓜二つだ。少し恭也よりも若いがな」

そんな会話をしていると、恭也の姿が消えた。そして次の瞬間、数体の魔物の身体から血が噴き出し、そのまま地面に沈んだ。
それから再び恭也の姿が現れるが、どこか辛そうに息切れを繰り返している。

「神速!?」

今の技は大河も知っている。間違いなく恭也が使う歩法術だ。
これで間違いない。二人は少なくとも恭也と同じ流派を扱う人間である、と大河は考えた。

そして今度は恭吾の姿が消え、次の瞬間にはやはり魔物が次々と倒れていく。
恭吾も神速を発動させたのだ。だが、それは恭也よりも長い時間。
次に恭吾が現れた時には、すでに魔物は全て倒されていた。恭吾の方は少なくとも表面上は疲れた様子を見せていない。

「強い……」

神速や御神流のことを知らないクレアでも、あの二人が強いことは理解できる。魔物をいとも簡単に屠ってしまうほどに。あれほどの者たちはアヴァターにすらほとんどいない。同じほどの力量と言えば、救世主クラスの者たちぐらいだろう。
二人は倒した魔物たちが起きあがらないことを確認してから、大河たちの方へと向かう。

「兄さん、あの化物たちの死体はどうするんだ? このまま残しておいたら明日あたりパニックになるぞ」
「そのへんは彼らに聞いてみればいい」

そんな話をしながら恭吾たちは大河たちの前に立った。
その二人をやはりまだ呆然とした感じで、大河とクレアは見つめている。

「成り行きで助けることになったが、大丈夫か?」

そんな二人に、恭吾はいつも通りの無愛想な表情で聞く。
その表情は、やはり大河たちが知る恭也と良く似るものだった。

「あ、ああ。俺は大丈夫だ」

傷口を押さえながらも大河は言うと、恭吾はふむと頷く。

「傷の治療をしないといけないな。恭也」
「ああ」

兄が何を求めているのかわかった恭也は、そのまま一度屋上から出ていってしまった。だがすぐに戻ってくる。
どこから取ってきたのか、その手に大きなリュックを持っていた。
それを大河たちの目の前に下ろすと、恭吾がそれを開け、中から包帯やら何やらを取り出す。
そして、大河を座らせ、彼の傷を治療していく。その手並みは鮮やかだ。
それが終わると、恭吾は再び立ち上がる。

「応急治療だからな、明日あたり病院に行った方がいい。いや、できれば今から行った方がいいかもしれん」
「いや、大丈夫だ、慣れてるから」
「そうか」

大河が軽く答えると、恭吾は何も言わず頷く。
それから恭吾は、自分が倒した魔物たちを見つめた。

「あれらのことを聞いてもいいか? 霊障とは違うようだし、あなたたちも退魔士には見えない」

恭吾が真剣な表情で言うと、その横にいた恭也が首を傾げて口を挟んだ。

「兄さん、霊障というのと退魔士というのは何だ?」

まだそのへんを詳しく知らない恭也。

「そのうち教えてやる。どうせいつかは知るだろうからな」

恭吾は口を挟んできた恭也に軽く返すと、大河たちの返答を待つ。
対して大河たちは、恭吾や恭也と違って状況が飲み込めない。目の前にいる二人が、恭也とどういう関係なのか。大河たちの知る恭也と無関係ということは確実にないだろう。

「その前にお前たちの名前を聞いてもよいか?」

クレアはこのままでは始まらないと、二人にそう聞くと、恭吾たちは頷き、自らの名前を名乗った。

「俺は不破恭吾」
「高町恭也です」

それを聞き……とくに恭也の名字と名前を聞いて、大河とクレアは目を見開いた。
その反応に恭吾は訝しげな表情を見せるが、それは問わない。

「そちらは?」
「と、当真大河だ」
「わ、私はクレシーダ・バーンフリート。クレアと呼ばれておるが」

自己紹介は終わったのだが、大河たちは固まったまま、恭吾はそんな二人を見て訝しげに見続け、驚かれた恭也は首を傾げている。
そんな状態が続き、恭吾が何か言いかけたのだが、その前に眉を寄せ、小太刀を抜刀。そして振り返った。

「ヴォルテカノンッ!!」

同時にその場にいた四人以外の声……女性の声が響く。
その瞬間、恭吾と恭也は弾かれたように左右へと別れて跳ぶ。それは二人ともほぼ反射的な行動であったが、正しかった。
恭吾たちが離れた瞬間に、巨大な雷が二人がいた場所を切り裂いた。

「何なんだ!?」
「だから俺に聞くな!」

左右に跳んだ恭也と恭吾が叫ぶ。
だがすぐに恭吾は、少しだけ眉を寄せて恭也を見た。

「それより恭也、気配を感じ取るのが遅れたな? 斬の鍛錬と一緒に、そのへんの鍛錬も追加だ」
「それは後にしないか、兄さん」

こんな状況でも二人は冷静だった。
これも恭吾が、恭也と……そして自分自身に常々言い聞かせていたこと。この世には自分の想像する以上のものが存在し、摩訶不思議なことも多くある。どんな状況に陥ろうと、それを否定しない。ただ状況に合わせて、柔軟に対処しろ。

「ジャスティッ!! 私に力を!」

次に新たな女性の声が響き、怒濤の勢いで無数の矢が二人に襲いかかる。
それに恭吾と恭也はまったく同じタイミングで舌打ちしながらも、小太刀で払い、落としていく。
だが恭吾の方に高速で近づく影。恭也の方にも、小柄に影が向かい、そのまま二人に攻撃をしかける。
その影を恭吾たちは正確に補足し、小太刀を向かわせようとした。
だが、

「待った待った待った!! リリィたちも……えっと、恭也たちも待て!」

唐突に大河が叫ぶ。
それが聞こえたのか、影も、恭吾たちもその動きを止めた。

「なっ!? 老師!?」
「師匠や師範代などとは呼ばれて来たが、そのような呼ばれた方は初めてだな。それとも俺はそんなに老けてるのか?」

恭吾は自らに襲いかかってきた、緑色の髪の少女……カエデの叫びを聞き、思わず顔を顰める。恭吾の小太刀は丁度、彼女の首の真横で止まっていた。

「マス……ター? い、いつのまにそんなに幼くなったんですか?」
「幼いと言われても、まだ小学生なのだから普通だと思うのだが」

恭也も襲いかかってきた金髪の少女……リコの言葉に、憮然とした表情で返す。こちらは恭也の小太刀がリコの腹の横、リコの掌底が恭也の腹の目の前で止まっている。

「え、え、え!? ど、どうして!?」
「な、なんでアンタがここにいるのよ!?」
「にゃ!? お、おにーちゃん!?」
「恭也さんは残ったはず。どうして……」

次いで聞こえてきたのは、あの空中に浮かぶ魔法陣の前にいる女性と少女たち。アヴァターから駆けつけた、未亜、リリィ、なのは、ベリオである。

「一体どういう状況ですか、殿下」

その中で一番年上の女性……ミュリエルが顔を顰めながらクレアに聞いた。

「それはこちらも知りたい所だ」

あちらで揉め始める中、敵か味方かわからないと、恭吾は突如現れた彼女たちを眺めるのだが、途中でその顔が今までにないほど驚愕に歪んだ。

「に、兄さん!?」

それを見て、恭也の方まで驚いてしまったほどだ。それも当然、恭也は自分の兄がここまで驚いた所など今まで見たことがない。

「なんでなのはがこの時代にいるんだ!?」

恭吾は思わず叫ぶ。
だがそれも仕方のないことだ。現れた者たちの中になのはがいたのだから。それもこの時代の、まだ赤ん坊程度でしかないなのはではなく、成長した……未来で恭吾が最後に見た同程度の年齢のなのはが、だ。

「この時代?」
「あ……」

そのなのはが不思議そうに言うのを見て、恭吾は自らの失敗に気づき、舌打ちした。
まあ、状況が状況だけに、結局見つめ合うだけなのだが。
リリィたちはリリィたちで、騒いだり、恭吾と恭也を交互に見たり、何やら考え込んだり、ミュリエルとクレアが真面目な話をしていたりと混沌としている。
恭也は恭也で、キョトンとした表情で首を傾げ、幼い彼のそんな行動を見て、何人か身悶えている。
そして残された大河は……

「あー、訳わからんが、この状況、どうやって収拾をつけろって言うんだ? っていうか、こういうのをまとめる役が恭也じゃなかったか? 俺がやらなきゃならんのか?」

どこか疲れたような彼の声が、学校の屋上にひっそりと響いた。









あとがき

本当の意味でやってしまった。
エリス「やってしまったじゃないでしょうがぁ!」
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
エリス「自分の作品同士でクロスさせるなんて!?」
いやいやいや、一発ネタだから。黒衣と育成計画とXrossScrambleの外伝とのクロス。大河編でやると長くなりそうだから、こんな形に。
エリス「黒衣恭也は出てこなかったけど、恭也が三人」
まあ、デュエルの設定的には無理がある話だな。黒衣だと……不可能じゃないんだけど。
エリス「中途半端に終わらせたし」
ごめんなさい、ごめんなさい。やっぱり時間稼ぎ。
エリス「時間軸とかよくわからないし」
まあまあ、あまり気にせずに。
エリス「あと育成計画の恭吾の方が黒衣の恭也よりも強いの?」
微妙かな。単純な経験、技術や練度とかなら恭吾の方が上……という設定ではある。けど黒衣恭也の膝が治ってたら本当に微妙。
エリス「で、これの続きは?」
だから一発ネタ。
エリス「の、ようです、すいません」
こんな話を送ってしまって申し訳ないです。
エリス「次こそ真っ当なお話でお会いしましょう」
ありがとうございましたー。




もしも、なお話〜。
美姫 「こういうのも良いわよね」
うんうん。でも、恭也が三人で混乱しそうだな。
美姫 「一人は恭吾だから実質は二人になるのかしら」
かなり面白かったです。
美姫 「投稿ありがとうございました〜」
ございました!



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